# 13 すべての正しいとされていることを疑ってみるのだ
これは、さとうみつろう さんの著書
『悪魔とのおしゃべり』に書かれていた言葉です。
唐突ですが、皆さんの中の「正しいこと」は、
誰が、誰のために、決めたことでしょうか。
たとえば、
1日8時間働くこと、週5日働くこと、ご飯を作るのはお母さん、
子供は親の言うことを聞くべき…など。
私たちには本当に、それしか選択肢がないのでしょうか。
あなたはそうしたくて、そうしているのでしょうか。
著者のさとうさんは、本の中で
「正しさに苦しんでいる人が多いのでは」と話しています。
あなたを苦しめる「正しさ」は、
あなたのために作られたものでしょうか。
よく言われるように、
時代に合わせて変化できる人だけが
生き残れるのであれば、
ご自身の中にある、常識や正しさを、
疑ってみてもいいかもしれません。
誰からどんなことを言われても
あなたの人生に責任を取れるのは、あなたです。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
# 12 言葉とはその人の生き方だ
これは、幻冬社の見城徹さんの言葉です。
彼の著書『読書という荒野』から抜粋しました。
誰かの言葉は、その人が、人生で見聞きしてきたものからできています。
幼い頃は難しいかもしれませんが、大人になれば、情報を意図的に選ぶことができます。
付き合う人、本、ネットの記事、音声メディアなど。
どんな人の、どんな言葉に触れてきたのか、どんな取捨選択をしてきたのか…
見城さんの言うように、言葉とは、その人の生き方を表します。
逆に言えば、言葉を選ぶことは、自分の生き方を選ぶことかもしれません。
言葉が変われば、あなたはもちろん、まわりの人の行動すら、変わることもあります。
お恥ずかしながら、私はそれで、夫婦喧嘩が減りました。
あなたが「こんな風に生きたい」と思う人の言葉を吸収して、
ぜひ、ご自身でも使ってみてください。
何かが変わるかもしれません。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
# 11 失敗しないことこそが失敗なんじゃないかな
これは、私の夫に言われた言葉です。
彼は株のトレーディングが得意で、
ある日「少額でも試してみる?」と誘われました。
ただ私が全く株の知識も興味もなかったので
「いや、私はいいよ」と断りました。
アメリカでは、株取引は
日本よりもポピュラーだそうです。
アメリカ人の彼にとって、
資産を運用せず、銀行にお金を置きっぱなしにするのは
不思議のようでした。
「 そのままでもいいけど、何も変わらないよ。
失敗しないことこそが、失敗なんじゃないかな 」
と言われ、どきっとしました。
何もしなければ、失敗はないかもしれません。
一方で、失敗することこそ
現状を変えるきっかけになります。
それは、何かにトライした人だけが
得られる資産です。
一生なくならないし、
工夫次第でお金に変えたり
人助けに生かすこともできます。
現状を直視して、どうしたら良くなるか
それを考えざるを得なくなります。
失敗は人を素直にさせ、
レベルアップの原動力となります。
心配な場合は、
既に結果を出している人の真似をしたり
少しずつ、少額ずつ始めてみるのも
いいかもしれません。
私も、まだまだですが、
失敗を生かして、
より楽しい日々にしていこうと思います。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
# 10 いつかは、今
これは、私のメモに書いてあったもので
お恥ずかしながら、どなたの言葉かは
書きそびれていましたが…。
そのメモには、こう続いていました。
" 思いついたらすぐ行動しなさい。
同じことばかり考えて、忘れて、堂々巡り。
時間ばかり過ぎて、何も残らない。"
これを見て私は、すぐに紙にやりたいことを書きつらねて
その横に、期日を書きました。
次の日、各タスク1時間ずつ、順番に手をつけていきました。
終わらなくても、タイマーをセットして、次に移りました。
その結果、ずっと持っていたもやもやが
すっと晴れていくような気がしました。
皆さんも、思い当たるやりたいことがあれば
よかったら試してみてください。
少し手をつけるだけでも、何かが変わります。
いつかは、今。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
# 9 将来の自分をクリアに想像する
これはYoutuberであり、Atsueigo という英語学習サイトを運営されている
Atsuさんの言葉です。
彼は日本で生まれ育ちながら、大学受験をきっかけに
本格的に英語学習をはじめました。
そして、後にオーストラリアの大手会計事務所に就職されます。
現在は退職され、Youtuberや
英語教材開発などをメインに活動されています。
Atsuさんはこう言っています。
「 目標を達成した時の自分を具体的に想像し、それをモチベーションにする一方で、今の自分と理想の自分を比べて「足りない要素」を洗い出し、それらを潰していくという作業を一つ一つ地道にこなしてきた結果が、オーストラリアで働くという今の環境を作ったと確信してます。 」
彼は大学一年生の頃、
スティーブ・ジョブズみたいに
その場にいる人全員に、鳥肌を立たせるような
革新的なアイディアを
英語でプレゼンしている自分をイメージして、
英語学習継続のモチベーションとしてきたそうです。
彼のYoutubeやご活躍を見ていると
そのイメージに近づいてらっしゃるのではと、私は思います。
皆さんは、理想の自分になるために、
今日をどんな風に過ごしますか?
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
Atsueigo
Website : https://atsueigo.com/
# 8 僕は自分が住みたいと思う世界をつくっているんです
これは 『 GIVE & TAKE 』という本に出てくる
ホーニックという投資家の言葉です。
彼はギバー( Giver = 与える者 )の例として挙げられています。
ホーニックは
「 成功するのに他の誰かを犠牲にする必要はない 」
ということを実証すべく、
投資先の起業家だけではなく、ライバルの
ベンチャーキャピタリストに対しても
惜しみなく、有益な情報やチャンスを与えました。
彼は言います。
「 誰もが取引をしたり、人間関係を築けたりする環境がほしいのです。
僕は自分が住みたいと思う世界をつくっているんです。」
この本では、成功したギバーのストーリーをまじえて
彼らがただのおひとよしに終わらなかった方法を
シェアしてくれています。
本の著者は
アダム・グラントさん、訳は楠木 建さん、三笠書房より。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)
#7 たぶん、お金のために自由を後回しにし続ければ、僕らは一生自由になれない
これは『 あやうく一生懸命生きるところだった 』の著者
ハ・ワンさんの言葉です。訳は岡崎 暢子さん。
彼は少しでも多く稼ごうと、
会社勤めとイラストレーターの
ダブルワークをしていました。
40才を目前にしたある日、
「 一生懸命生きてきたのに、たったこれだっけか… 」と
むなしさが襲ってきたそうです。
「 それならば逆の生き方をしてみよう 」
と、彼は会社を辞め、貯金を当てに
ゴロゴロ過ごすことにしたそうです。
貯金が尽きそうになったら
必要な分を稼ぐために、仕事をする。
現在はイラストレーター・作家として、
活動されています。
皆さんは、何のために
今の仕事をされていますか?
好きだから、楽しいから、収入がいいから
など、いろんな理由があると思います。
現在のコロナのような非常事態が起きた際、
お金は助けになります。
ただ、お金があっても、心が健康でなければ
冷静に考えることすら、難しいかもしれません。
健康な心身があってこそ、お金はあなたの味方になる。
私は、そう考えています。
仕事のしすぎ、
または、
自分の特性と合わない仕事を続けることで
うつのような状態になってしまっている方は、
一度、ハ・ワンさんのように
思いきって自由になる期間を設けてみると
新たなご自身の可能性を
見つけられるかもしれません。
それでは皆さん今日も、良い1日を :)